「寝たきりの方にどんな治療をすればいいんだろう?」
「しゃべることできない方だからどんな風に接すればい
いんだろう?問診できないし」
私が鍼灸マッサージの専門学校を卒業して直ぐに訪問鍼灸
マッサージの現場にデビューした時にそんな感じで戸惑い
ました。18年経った今でもその風景は鮮明に覚えています。
鍼灸マッサージの専門学校に在学中に自分は卒業したらどん
な方向性でやろうか常に考えていました。もともと高齢者と
接するのは好きでしたので何となく『高齢者のリハビリに関
わる分野で仕事ができたらいいな』と考えていました。
在学中に神奈川県川崎市内の鍼灸院で助手のアルバイトをし
ていました。助手をしていても患者さんが沢山来るわけでは
ないので、卒業したら就職するのは違うところ探さなきゃっ
て思っていました。
卒業後間近になって、アルバイト先の院長が「卒業したらど
うするの?介護保険が始まるからそれに合わせて私がケアマ
ネージャーとヘルパーステーションを開設するからうちで山
田くんは訪問鍼灸マッサージやってくれないか?」と頼まれ
ました。
訪問鍼灸マッサージ自体どんなことをやるのか全くわからな
いままただ、高齢者のお役に立てそうだなぁーと思って、即
決で「やります」と返事。患者さん集まるのかな?嫌なら辞
めちゃえって軽く考えてたんです。
卒業したら院長がケアマネージャーとして利用者を集め、介護
度の高い方に訪問鍼灸マッサージを勧め、5人ほどの希望者に
私が施術することとなりました。
さあ、ここからが私の苦悩の日々が始まります。
第2話に続く…
瀬戸、尾張旭、長久手の訪問鍼灸リハビリマッサージは
ゆとりこ治療院まで
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