先日嬉しい出来事がありました。
右側の半身麻痺の男性患者Ｓ様を治療中にこんな会話がありました。
「実は、学生時代の同級生に誘われて旅行に行くことになったんだけど
不安なことがあって」
「不安なこと教えてください」
「多分、和室の旅館だから布団から立ち上がるのが不安なんだよね。
昔、リハビリ病院で床から立ち上がる方法習ったんだけど自信がなくて」
「そこで布団から自分で起き上がれるように練習させてくれないかな」
このお話を聴いて私は
「Ｓさん、ぜひやりましょう！安全に立ち上がる方法を教えますので
一緒に練習しましょう！」
そして、床からの立ち上がりを練習を数回行い、無事に出来るように
なりました。
Ｓさん、一泊二日の旅行が終わった次の日訪問すると
「山田さん、ありがとう。実は寝室はベッドだったんだ。だけど、
山田さんと練習したおかげで自信をもって旅行に行くことができたよ。
久しぶりの温泉気持ちよかった。これお土産です」
「片方の手が不自由だから、大きいものが持てないから小さいお土産で
ごめんね」
私はＳさんが私の事を想ってお土産を買ってきていただけたことに大変
感激しました。
「Ｓさん、ありがとうございます。すごくうれしいです。お土産話聴かせてください」
Ｓさんのお土産話を聴きながら治療させていただきました。
Ｓさんのように『今までできなかったことができるようになる』ことの
お手伝いが独立してもできるようになったことが私の励みになっています。
『もっと困っている方の力になりたい』
ゆとりこ治療院オープン1周年の11月6日に感じました。
この一年の出会いとご縁に感謝です。
ゆとりこ治療院
院長 山田真司
瀬戸・尾張旭・長久手の訪問鍼灸リハビリマッサージは
ゆとりこ治療院まで
TEL0561-65-5410
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