瀬戸旭医師会館にて『人生の最終段階に向けた意思決定支援

地域におけるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の進

め方』をテーマに国立長寿医療研究センターの西川満則先生

の講演に参加しました。

会場では写真撮影ができそうな雰囲気ではなかったのでレジュメ

の写真でご容赦ください(>_<)

 

・アドバンスケアプランニング(ACP)は将来のケアに関する価値観

、大切にしていること、気がかり、目標、選好を理解し共有する

ことで、あらゆる年齢または健康段階の成人をサポートするプロセ

スを意味します。

・ACPの目標は、重篤で慢性の病気の際に、患者の表明した意思に合

致したケアを人々が受けられるようにすること。

本人が人生最期の時になった場合どうしたいか?どこで療養し死を迎

えたいか、自分が意思表示できなくなった際誰に決定してもらうか、

代理決定者を話し合って決めておくことで、本人の意思が尊重されて

且つ残された遺族の心の傷を、ほんの少しだけでも和らげることがで

きます。

ACPは一時的に病状が良くなった時(例えばできなかったことができ

るようになった時)がACPを行うチャンス。一番身体の悪い状態の時

にはACPをしてはいけないそうです。

両親と話をしていると人生の最期について話す時があります。

母は要望を伝えてくれますが、父はいつも「まだ元気だから、そんな

話はしないで」と言われてしまします。

今回学んだことを活かして、タイミングをみて父と話してみようと思

います。母には文章に残してもらうことも。